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2019年ジャパンオープン、佐藤瞳が金メダリスト丁寧を撃破!

投稿日:2019年6月17日 更新日:

ニッタクホームページより

2019年6月12日から開催された「卓球ジャパンオープン」にて、佐藤瞳選手が中国の世界ランキング3位の丁寧を破り大金星を上げました。

佐藤瞳といえば、卓球日本代表のカットマン。

カットマンといえば守備型戦術の選手。
近代卓球の時代は超スピード、超攻撃型が主流の世界。

カットマン受難時代に活躍する佐藤瞳をご紹介。

また、近代卓球にカットマンが少なくなった原因もお話します。

今回、破った丁寧は世界ランキング3位。(2019年6月現在)
しかし、2019年に入り5月まではランキング1位を維持し、リオオリンピックの金メダリスト。

絶対女王とも言える丁寧に歴史的勝利した佐藤瞳。

今回の対戦は丁寧にミスが目立った。
丁寧が本調子ではないのを佐藤瞳も感じ取っていたはず。

そこを見逃さなかったのが今回の初勝利に結びついたといえます。

佐藤瞳コメント(WTTCインタビュー)
信じられない気持ちが強いです。
この北海道というのは、私が育った街で、すごく特別な街でもあって、今日は今までお世話になった方が上(観客席)から応援してくださってたのでいたので、まず丁寧選手にぶつかっていく姿を見せればここでなら勝てるんじゃないかと奇跡を信じて今日は戦いました。

きっかけといのうのはなかったのですが、ゲームの中ですごく丁寧選手が嫌がっているのをすごく感じていたので、粘り強く戦うのが勝利につながるポイントになるんじゃないかなと思って、最後まで相手が嫌がるぐらい粘ることができました。


ここ何年か、いや何十年か日本の女子カットマンが中国トップ選手に勝利したことはないように思います。

ましてや丁寧がカットマンに負けた姿に記憶がありません。

日本卓球界にとっても、とてつもなく価値ある勝利であることはまちがいありません。

佐藤瞳本人にとっても自信のつく勝利になったと思います。

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佐藤瞳はどんな選手?

佐藤瞳
Wikipediaによりますと、
1997年12月23日生まれの21歳。
北海道函館市出身。

身長は163センチ。体重52kg。

経歴・戦績など詳しくはWikipediaでご確認を(^_^;)

世界ランキングは15位(2019年6月現在)
日本人選手の中では5番目となっています。
当然日本人最強のカットマン。

佐藤瞳の戦術はカット主戦型。

カット主戦型とは守備的な戦術のタイプ。

佐藤は粘り強く守り抜き、相手の戦意を削ぐオーソドックスなカット選手。

バックカット、フォアカット共に非常に美しいフォーム。

手足も長く厳しいコースを突かれても難なく返す実力。

コースの読みも素晴らしく、ボールを追うというよりボールが佐藤のいるところに来ていると感じるときも。
これは、回転やコースを巧みにコントロールすることによって相手が打ってくるコースを絞っているからなのです。

こんなの返す?というシーンも多い。

しっかりとカットが入った場合の回転は凄まじいものがあり、相当擦り上げないとボールは持ち上がりません。

こうなったら佐藤瞳のペース。
深く入りだすと相手はすることがなくなりミスすることになるのです。

ミドルが弱い部分があるものの(カットマンは全体的にミドルが弱点といわれています)、上手く片足をずらし対応します。

ロビングも得意で前後の揺さぶりにも動じません。

まさにカットマンのお手本ともいえるカットマンです。

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佐藤瞳の弱点は?

しかし、日本最強のカットマンにも弱点もいくつか存在します。
早い攻撃が連続で来ると押し込まれる傾向にあります。
そのせいか、ドライブを得意とする選手より前陣速攻タイプに弱い気がします。

また、攻撃面では課題が見られます。
浮いたボールをミスすることも多く、浮いたとしても攻撃ができないことも。
得意のロビングからの反撃も中途半端。

スキを突いた攻撃をしたものの返球されるともたつくことも。

攻撃の精度が上がれば更に強くなるはずです。
現に以前よりは攻撃する機会が増えおり、ビシッと決めてくれることも多くなってきました。

佐藤瞳の使用ラケットなど

利き手
使用ラケット ニッタク 剛力スーパーカット
使用ラバーフォア 紅双喜 キョウヒョウ NEO 3
使用ラバーバック ニッタク ドナックル(表ソフト)
使用シューズ MIZUNO ウエーブメダルSP

カットマンが近代卓球に不向きと言われる理由

 

なせ最近はカットマンに厳しい時代と言われるのでしょうか。

1980年代以前はラケットに貼るラバーは両面同色でも問題ありませんでした。
というより、両面で異なる色のラバーを貼る選手はいませんでした。

当時、カットマンは片面に回転のかかりやすい裏ソフトラバーを貼り、
もう片面はアンチラバーという回転がかからないラバーを貼る選手が活躍していました。

アンチラバーは見た目は裏ソフトのラバーと同じです。
しかし、触れば表面がツルツルでサラサラ。
アンチラバーでは回転はかけられないのでサーブやドライブはできない特殊なラバーです。

両面同色のため、見た目の区別がつかず、
相手は、下回転がかかってるのか、無回転(もしくはかけた回転がそのまま返ってくる)のかわからずアンチラバー系カットマンには苦労しました。

またアンチラバーはスポンジが柔らかい傾向にあり、スポンジに食い込ませるようにカットすると回転をかけることも可能なのです。

この時代はカットマンが強かった。

ですが、両面を異なる色のラバーを貼る必要がある今、相手を迷わすことが困難になり、カットマンは圧倒的に不利な時代が到来したわけです。

そんなこともあり、現在アンチラバーを貼る選手は非常に少なく(というかほとんどいない)なってしまってます。

また、ボールの大きさが変わったのも不利に働きました。


2000年にボールの直径が38mmから40mmに変更されました。


これによって回転がかかりにくくなり、空気抵抗も増えました。


特に下回転のボールはスピードが殺され返されやすくなったといわれています。

2014年からはセルロイド製からプラスティック製に変更され、さらに回転がかかりにくくなったともいわれています。

最近では、カットだけでは勝てず攻撃も重要になってきています。

しかも忍耐力や体力も必要で、攻撃と守備の練習も必須になっているため志望する選手も少なくなってます。

だからこそ、歴史を変える存在が出てきたことは本当に素晴らしいことです。

まとめ

佐藤選手本当におめでとうございます!

これからもカットマンの歴史を築いていただきたいです。

どうしても石川佳純、伊藤美誠、平野美宇など代表常連選手に注目されがちです。
カットマン受難時代に、高い実力を持つ大注目の佐藤瞳選手の紹介でした。

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